ヘナで黒髪は染まるの？黒髪の仕上がりを解説

ヘナ染めは一般的に白髪染めとして使われる染毛料です。そのため、白髪が多い方ほどヘナ染めの仕上がりを実感いただきやすいですが、黒髪の方がヘナ染めをするとどのような仕上がりになるのでしょうか。この記事では、ヘナの染まり方を解説し、黒髪の方が染めたときの印象についてご紹介します。

 

黒髪はヘナで染まるの？

結論から言うと、ヘナ染めは黒髪も染めます。しかし、ヘナで染めても、黒髪の部分の見た目はあまり変わらないですよね。これはどういうメカニズムなのでしょうか？詳しく解説していきます！

 

ヘナで髪が染まる仕組み

ヘナ染めが染まる理由は、ローソニアという色素成分が含まれているからです。ローソニアは、髪のたんぱく質であるケラチンと結びつく性質があり、そのときに発色します。ローソニアは赤い色素を持っているため、ヘナ100％で染めると赤茶のような色に染まります。

 

黒髪も染まっているが変化が分かりにくい

ヘナには一般的な白髪染めのような脱色作用がありません。そのため、ヘナ染めは「髪の色素を抜いて色を入れる」のではなく、「髪の上から色を重ねている」という表現が正しいです。

いわば、黒髪にヘナの色素のフィルムを巻いているイメージ。黒に勝る色はないため、黒の上に色を重ねても変化が現れにくく、黒髪は染まっていないような仕上がりに見えるのです。

 

染まって見えるのは白髪や色素が薄い部分のみ

地毛が黒髪の方がヘナ染めをすると、白髪のみが変化しているように見えますが、地毛が黒以外の方は髪全体がカラーリングされたような印象になります。例えば、こんな方が当てはまります。

• 地毛の色が茶色っぽい方
• 髪が細い方
• 過去にヘアカラーやブリーチをして髪が明るい方

このような特徴の方は、明るいカラーを選ぶと髪のトーンアップが叶い、暗いカラーを選ぶと落ち着いた髪色に仕上がります。理想の髪色に合わせて、ヘナ染めを選んでみてくださいね。

 

実際にヘナで黒髪を染めるとどんな印象？

ヘナ染めをしたとき、黒髪と白髪、それぞれどのように変化するのでしょうか。「木木と」のヘナ染め全7色で染めた仕上がりを、実際の写真とともにご紹介します。

 

黒茶（白髪染めの用途）

「黒茶」は、全色の中で一番黒い色、暗く深みのある色です。地毛に馴染むように、髪全体がトーンダウンして染まっている印象です。


 

焦茶（白髪染めの用途）

「木木と」の中でも特に人気な「焦茶」。元々の髪色のようなナチュラルな仕上がりが人気で、髪全体が自然な茶色に仕上がっています。


 

赤茶（白髪染めの用途）

暗すぎず沈まない赤系の茶色に白髪を染め上げる「赤茶」。生え際の白髪や茶色の部分は、あたたかみのある優しい色合いに染まっています。黒髪に変化はないものの、全体的に明るい印象になりました。


 

彩：金茶（白髪染めとトリートメントの用途）

「彩：金茶」は、明るめのヘアカラーをした髪色になじむ、黄色系の茶色です。黒髪に変化はありませんが、白髪部分がブロンドのように染まり、素敵なアクセントがあるヘアスタイルに仕上がっています。


 

彩：黄金（トリートメントの用途）

元々明るい髪を「彩：黄金」で染めることで、さらにトーンアップしている印象です。一般的な白髪染めやカラーリングは、明るいカラーにするほど髪にダメージを与えますが、ヘナ染めはトリートメント効果によって艶を取り戻してくれるのも嬉しいポイントですね。


 

彩：橙（トリートメントの用途）

ヘナの配合率が一番高い「彩：橙」は、ヘナ本来のカラーに仕上がります。黒髪の変化はあまりないですが、髪全体がトーンアップして見えますね。ヘナの色素が感じられる明るい印象が魅力的です。


 

彩：透明（トリートメントの用途）

「彩：透明」は、黒髪も白髪も色を変えずに施術できる唯一のカラーです。ヘナ染めの回数を重ねるほど、髪のトリートメント効果がアップしています。白髪が多い方は、グレーのようなカラーに変化することがあるので、注意してくださいね。


 

ヘナ染めで美しい仕上がりを叶えよう

ヘナ染めは、継続して施術することで、本来のポテンシャルを発揮します。初めてヘナ染めに挑戦する方は、まずは３回染めてみてください。「木木と」のヘナ染めを続けると、地毛の黒髪と白髪が馴染むような仕上がりが叶います。

白髪にお悩みの方も、そうでない方もヘナライフを楽しめるのが「木木と」の大きな魅力。カラーのお悩みや相談は「お問い合わせ」からお送りください。皆さんの快適なヘナ染めのために、ヘナ愛用者のスタッフがお手伝いさせていただきます♪

 

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