生まれたての髪は全て白髪
実は、生えてきたばかりの髪には色がついておらず、全て白髪。頭皮内の毛根で作られたばかりの髪には、色素細胞が作るメラニン色素が存在していないためです。
このメラニン色素が髪に色をつける役割を持っており、毛根で髪が作られる過程でメラニン色素を取り込んで黒髪にしています。つまり、髪は無着色の白い髪と、黒い色素が合わさってできているのです。
白髪が生えるメカニズム
それではなぜ、ある日突然白髪のまま生えてくるようになるのでしょうか。それは、何らかの原因で色素細胞のメラノサイトが機能しなくなり、メラニン色素を作れなくなってしまうからです。
メラニン色素が生成されなくなると色素を取り込むことができないため、色のついていない髪、すなわち白髪が生えてきてしまうということです。
白髪の原因
白髪の原因は、身体の内側と頭皮の両方に問題があることが多いです。健やかな身体と頭皮環境が整っているからこそ、美しい髪が維持できます。白髪の原因になりうることを見直し、白髪予防のために生活習慣を整えましょう。
①紫外線による活性酸素
紫外線は肌の大敵。頭皮は顔の皮膚と繋がっているので、同様のダメージを受けてしまいます。白髪が髪の分け目に集中している方は、紫外線が原因の可能性があります。
紫外線によって発生する成分が、老化の原因といわれる活性酸素（※）。分け目部分が酸化することによって、メラノサイトにダメージを負わせてしまうのです。外出のときは、帽子を被ったり、日傘をさしたり、頭皮に紫外線が当たらない工夫をしてみてください。
※活性酸素...身体に取り入れた酸素の一部が普通よりも活性した状態になることをいい、適量であれば病原体などを攻撃する役割があります。しかし、増えすぎると細胞を攻撃して酸化させ、免疫力の低下や老化などの原因になると考えられています。
②遺伝
白髪になりやすいか否かは、少なからず遺伝の影響を受けると考えられています。遺伝が原因の白髪も、毎日のシャンプーや頭皮ケアで挽回できることもあるので、諦めずにヘアケアを継続することが大切です！
③血行の悪さ
加齢による頭皮への血流不足も、白髪の原因の一つと考えられています。髪一本一本へと繋がる毛細血管に血液が送られなければ、栄養が不足して健やかな黒髪が育ちません。
丁寧なシャンプーや、習慣的に頭皮をマッサージすることで、改善を試みるのもおすすめです。「木木と 熊手カッサ」は程よい刺激で、凝り固まった頭皮を心地よくほぐしてくれますよ。「木木と バスタイムスカルプ」を初めて購入された方にプレゼントしています。
④ストレス
日々生活をしていると、自然に小さなストレスが溜まっていきますよね。ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されると、自律神経が緊張状態になります。すると、血液に十分な酸素が送られなくなり、血流が悪くなってしまうのです。
⑤頻繁なヘアカラー
ヘアカラーや白髪染めを頻繁に繰り返すと、白髪が増える原因になってしまいます。一般的なアルカリのカラー剤には、頭皮に強い刺激を与える化学成分がたくさん含まれています。
カラー剤による頭皮への刺激は、肌が生まれ変わるターンオーバーにつき1回程度で抑えておきたいところ。ヘナ染めのように、刺激が強い化学成分を含まない白髪染めは、カラーの間隔を気にせず染めることができますよ。
白髪ケアにはヘナ染めがおすすめ
ここまで白髪が生えるメカニズムや、その原因について詳しく解説してきました。生えてきた白髪をケアするには、自然由来で刺激なく染められるヘナ染めがおすすめ。独自の研究によって生まれた「木木と」のヘナ染めは、7色ものカラー展開から選ぶことができます。
頭皮からしっかりと塗布することで、白髪染めだけでなく、頭皮環境の改善にも役立ちます。今ある白髪は丁寧にケアしつつ、今後の白髪予防のために生活習慣を見直してみてくださいね。
